押入リフォームの現場も大詰めです。 ロバートさんが、既存の木部の色に合わせて、五郎さんがつけた新しい木枠に色をつけています。 素地のままでも、徐々に焼けて色がなじんでくるとは思いますが、少し着色することで、新しい枠がしっくりなじみました。 2階では、内装屋さんの木村さんが、建具枠の補修中。 築10数年の建売住宅ですが、建具枠の木目シートがはがれてこんなひどい状態に・・・。 新建材でできている既製品の枠は、 木のように見えても、 このようにMDFという木の粉を接着剤で固めた芯材に、 木目を印刷した塩ビのシートを貼ってあったりします。 新しいうちは、節や木目の乱れもないし(印刷ですから!)、 むしろ無垢の木よりもきれいに思えたりしますが、 古くなれば劣化するばかりで、味わい深くなることは皆無です。 床材などはもっとその差が明らかです。 内装の仕上げは、手入れして長持ちさせ、味わい深くなっていく部分と、古くなったら取り替えることを前提に、取り替えやすくなっている部分と大きくふたつに分かれます。 障子や襖や壁紙のような仕上材料は、そもそも古くなったら新しく張り替えるという考え方で、張替えし易いように考えられています。 塗装仕上げの壁も同様です。何回でも上から塗り重ねられます。 それとは反対に、無垢の床や枠などの木部は、経年変化していき、古くなってもそれがぬくもりや味となっていくものです。 土壁やレンガなども同じです。 新建材はそのどちらにも当てはまりません。 取り替えもできないし、味も出ないのです。 20年後を比べたときに、どちらがよかったか?答えは明らかだと思います。 無垢の枠材に取り替えることのできない今回は、 木村さんのプロの技で、きれいに表面シートを張り替えてもらいました。 いつものクロス張りの仕事とはちょっと違いますが・・・。 う~ん、どうです?ばっちりですね~!さすがです! ありがとうございました! (bun)
by mokusho
| 2010-03-08 14:43
| リフォーム・小工事
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